幻の米とも呼ばれる「ハツシモ」についてご紹介します。
主に岐阜県美濃地方の岐阜地区・西濃地区で作られている、岐阜を代表するお米です。1950年(昭和25年)以来、岐阜県の奨励品種で、岐阜県内では作付面積が一番多い品種ですが、県外ではほとんど栽培されていないことから「幻の米」とも呼ばれます。
日本の米の中では収穫時期がかなり遅く、11月中旬の初霜が降りる頃までじっくりと栽培されたことから「ハツシモ」と名付けられました。
コシヒカリやササニシキ等に比べるとやや粒が大きく、白米にしても少し飴色がかっており、光沢があります。
梅雨の時期を過ぎても食味の低下が極めて少なく、年中風味が安定していて、しっかりとした歯ごたえがあります。あっさりした味で、粘り気が少なく冷めてもおいしいと定評があります。
関東地域ではあまり知られていませんが、東海地域や関西地域などでは粘り気があまりないことや、コメの粒が比較的大きく酢にコメの本来の味が負けないことから、寿司米として知名度が高く、よく使われています。
そんな「ハツシモ」を使ったグルテンフリーのゴーフレット「さくらさくり」はこちらから。